A DAY IN THE LIFE-萩野公介選手について
【東京オリンピック2020】萩野公介選手がオリンピックに出場する可能性はどのくらい？五輪メダリストは空前の不調を乗り越えられるか？—メダル数の獲得にも影響？
前回のリオデジャネイロオリンピックで日本が獲得したメダル数は？
金12 銀8 銅21 計41という数字でした。
このうち、萩野公介選手が貢献したのは、金、銀、銅と3個も獲得したのです。
東京オリンピックは、地の利を生かすことができますし、また、環境の面でも有利ですから、前回のリオデジャネイロオリンピックを上回りたいのですが、もしかすると、下回る可能性も出てきております。その第一の要因が萩野公介選手の不振とも言えます。他の競技で穴埋めする方法も考えられますが、現状、総メダル数となると微妙な線のような気がします。ただし、新しいヒーローも生まれる可能性もありますから、そんなに悲観しなくても良いかもしれません。しかし、現状の萩野公介選手にスポットを浴びてみます。
秒ではなく小数点のコンマで争う世界のアスリートたちの精神力とは！
前回のリオデジャネイロオリンピックから、はや3年経ち、もう来年は東京オリンピックが開催されます。どの競技のアスリートたちにも共通していえるのは、とても、メンタルの部分が大事であり、いかに集中力を維持していけるかにカギがあります。
注目の水泳大国日本の復活！
特に、昭和39年以来、56年ぶりに東京で開催されるわけですから、どの種目も注目を浴びております。水泳大国日本が復活するかどうかも見ものであります。
その中で、今回、注目されるのは萩野公介選手です。彼は前回のリオデジャネイロオリンピックで大活躍して脚光を浴びた水泳選手であります。和製フェルプスともいわれました。
萩野公介選手の復活にも期待！
今回の東京オリンピックでも、一番注目されている選手といっても過言ではありません。
しかし、なかなか順風満帆には行かないようで、今は、彼は逆風の中でもがいているようです。
知らない方もいるかもしれませんので、萩野公介選手の紹介です。
驚異的な活躍を見せた前回のリオデジャネイロオリンピック。
萩野 公介（はぎの こうすけ、1994年8月15日 - ）は、栃木県小山市出身の日本の競泳選手。リオデジャネイロオリンピック400m個人メドレーの金メダリスト、200m個人メドレーの銀メダリスト、4x200mフリーリレーの銅メダリスト。ロンドンオリンピック400m個人メドレーの銅メダリスト。
大学卒業後はプロスイマーに転向し、ブリヂストンと所属契約を結ぶ。また北島康介が代表取締役社長を務める株式会社IMPRINT（インプリント、東京都渋谷区）とマネージメント契約する。
・100m自由形：48秒75（2014年9月5日）
・200m自由形：1分45秒23（2014年9月21日）日本記録
・400m自由形：3分43秒90（2014年4月12日）日本記録
・1500m自由形：15分05秒35（2015年5月22日）
・100m背泳ぎ：52秒78（2014年9月6日）
・200m背泳ぎ：1分54秒23（2014年4月13日）
・100mバタフライ：52秒11（2014年6月22日）
・200mバタフライ：1分56秒57（2014年6月21日）
・200m個人メドレー：1分55秒07（2016年4月9日）日本記録
・400m個人メドレー：4分06秒05（2016年8月6日）瀬戸に抜かれたウィキ未更新
引用元：フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%90%A9%E9%87%8E%E5%85%AC%E4%BB%8B
順調に歩んできたオリンピックの成績！
前々回のロンドンオリンピックでも、400m個人メドレーで銅メダリストになっておりますので、まだ、24才と脂ののった素晴らしい年令ですから、本来であれば、期待されて良いはずですが、今回は出場できるかどうか、かなり際どい線らしいのです。2016年の8月を最後に良い記録が出ていないこともありますが、他にも理由は、いろいろとあるようなので、順番にご紹介します。
リオデジャネイロオリンピック大会前後の萩野選手のニュース
右ひじの手術後から調子がおかしくなったのか？
2015年の夏に自転車事故を起こし、右ひじを骨折しましたが、そこから見事立ち直り、前述の通り、リオデジャネイロオリンピックで大活躍して、和製フェルプスという異名を授けられました。しかし、その大会後に、右ひじを手術してから、調子がおかしくなったようです。自己記録としては2014年が最高で、その後は、記録が伸びていません。それでも、翌年のリオデジャネイロオリンピックで大活躍したのはスゴイことです。ただし、結果的には、ケガが尾を引いたようで、やはり、この影響が大きかったのでしょうか？
日本水泳連盟では、このことを機に自転車に乗ってはいけないという禁止令が出されたくらいです。
それともメンタルの部分で調子が出ないのか？
ライバルの躍進に不安を感じたのでしょうか？
ライバルの瀬戸大也選手が記録を伸ばして来たことで、焦りや不安が彼の中で渦巻いているのでしょうか？確かに瀬戸大也選手は馬淵選手と結婚して子供も生まれて、何かやる気が起きて来たのかもしれません。ちなみに瀬戸大也選手はコナミオープンでは、男子200mバタフライ、400m個人メドレーで優勝し、大会の男子最優秀選手に選出されました。これも萩野公介選手には大きなショックになったと思います。さらに瀬戸大也選手はつい先日、3月16日に行われた新潟県であった大会の５０メートル平泳ぎで自己ベストをマークしています。このように瀬戸大也選手は順調に仕上げにかかってきています。
しかし、競泳の世界も一髪勝負という事もありますから、誰でも油断できません。
結婚したら調子が出るかもしれない！
さらに、萩野公介選手はMiwaさんとの交際記事が載ってから冴えないようですが、しかし、誰も非難してはいない喜ばしい話と受け止めているのではないでしょうか？
いっそのこと、オリンピックイヤーに結婚して、精神面の充実図るのも良いのではないでしょうか？他のスポーツ界でも結婚した年に活躍した選手はたくさんいます。
彼自身に何か問題があったのではないかといわれています。
散々な結果に落胆した様子
それは、２月に行なわれたコナミオープンでの４００メートル個人メドレーでは自己ベスト（日本記録）よりも１７秒も遅く、決勝も棄権してしまいました。この17秒というのは想像を絶する遅さだそうです。これにより燃え尽き症候群ともいわれており、引退も考えているのか？など取りざたされております。本人は、かなりモチベーションが下がっている様子です。
最新の励ましのコメント‐原文まま引用元明記
ここまで苦しかったと思います。今回の勇気ある決断に彼の強さを感じました。今、戦わなくても良い時間にホッとしていると思います。ジュニアから新記録を連発。初出場のロンドン五輪での銅メダル獲得に続き、リオ五輪では有言実行の金メダル。ずっと戦い続けてきました。今は、ゆっくり。心穏やかに。
萩野公介選手の勇気のいる決断。今の彼の気持ちが分かるのは、長年、日本のエースとして戦い続け、数々の偉業を成し遂げてきた北島康介さん。すでに、相談していると思います。近くに素晴らしい先輩がいて本当に良かったと思います。心を解放して、ゆっくりしてほしいです。 pic.twitter.com/653mcU6raz
結論は、まだ、早い！
最終的には平井コーチや北島康介さんと相談して決めるのでしょうが、気になるのは本人からのコメントは出ないままに、騒がれているのが心配です。余計に彼のメンタル部分を弱めてしまわないか心配です。
最近の不振は病気によるものか？いろいろと取りざたされている
コナミオープンの競技後に苦しいとか悪寒がするなどの彼の発言により、一部では、池江選手と同じ白血病ではないかとも騒がれています。これは単なるガセネタに過ぎないと思います。実際、彼から3月15日に正式なコメントが出されています。
会社を通じて、本人の正式なコメント
ファンの皆様、関係者の皆様
このたび4月の日本選手権の出場を見送ることに決めました。
2017年シーズンからなかなか自分が思うような結果が出ていませんでしたが、そのたびに「次また頑張ろう」という気持ちで頑張っていました。ただ、自分が「こうありたい」という理想と現実の結果の差が少しずつ自分の中で開いていき、モチベーションを保つことがきつくなっていきました。
今シーズンに入って順調にトレーニングを積み、コナミオープンを楽しみにしていたのですが、期待していたタイムが出ませんでした。平井先生と相談をした上で、スペイン高地合宿も参加しないことを決め、気持ちの回復を待ちましたが、今は競技に正面から向き合える気持ちではないことを受け入れ、今回の決断にいたりました。
応援してくださるファンの皆様、関係者の皆様には申し訳ない気持ちでいっぱいですが、厳しい意見も受け止める覚悟です。
今回を機に、自分の心ともう一度しっかり向き合いたいと思います。
萩野 公介
引用元 https://kosuke-hagino.jp/other/1057
みんなでやさしく見守ろう！
従いまして、私たちが想像する以上に本人は悩んでいるのかもしれません。
なにせ、本来は水泳界のエースであり、東京オリンピックでの活躍は大きな期待でしたから、それが、かえって彼にプレッシャーとなっている可能性もあります。
ただし、あまりにも、彼にこれ以上の負担をかけないでほしいというファンも多いと思います。ですから、静かに見守ってあげたらどうかと思います。
オリンピック選考会の期限に間に合うのかどうか、このあたりが心配な点です。
現在の所、一応、まだ、萩野公介選手は候補になっているようです。問題は、代表選考会を兼ねる日本選手権は２０２０／４／１～８にオリンピックアクアティクスセンターで行われますので、そこで結果を出せるかどうかなのです。
勢いの良い若手の台頭！
18才クラスの伸び盛りの選手が台頭してきていますので、結構、本人としては追い詰められた感じでいるかもしれません。しかし、師匠の北島康介さんのように、若手に負けない泳ぎを見せてくれるかもしれません。
なお、現在の候補は下記の通りですが、場合によっては、無名の選手が出てくるかもしれませんので、参考までに候補予定者としておきます。
代表候補者の一覧
萩野公介（はぎの こうすけ）24才 200m自由形・100m個人メドレー・200m個人メドレーなどの日本記録保持者
瀬戸大也（せと だいや）22才200mバタフライ、400m個人メドレーでの日本記録保持者
竹内智哉（たけうち ともや）18才 400ｍ個人メドレー期待の星 今年から早稲田大学
居相良介（いあい りょうすけ）18才 バタフライ
山口観弘（やまぐち あきひろ）22才 平泳
まだ、他にも応援したい瀬戸際の選手がいた！
坂井聖人選手もその一人！
リオデジャネイロオリンピックではフェルプス（米国）を０・０４秒差まで追い上げ銀メダルを獲得して、ワンダーボーイとして知られるイケメンの坂井聖人選手。彼も実は、昨年は代表落ちして、復活を期している。昨年の7月に行われた東京選手権では、見事、男子２００メートルバタフライでパンパシフィック選手権代表３人を振り切って１分５５秒４７で優勝した。今後、彼の動向も注意したい。
まとめ
2020年東京オリンピックでは、1964年に開かれた当時よりも、はるかに進化した水泳競泳陣として、メダルの獲得数を前回の東京オリンピックを上回る成績を残してもらいたいです。そのためには、現在、瀬戸際にいる選手の中でも、和製フェルプスといわれた怪物の萩野公介選手の復活にかかっていると思います。今は、静かに見守ってあげたい気持ちですが、それを踏まえたうえで、皆様も応援してあげましょう！
